アダム徳永のスローセックスレポート

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杉田礼子さん(仮名)30 レポート1

モニター体験をする約1ヶ月前に、モニターを決意する大きな出来事が2つありました。1つは大学生の頃から10年付き合っていた彼(32歳)と別れたこと。もう1つはその彼と別れた後に知り合った男性(36歳)とのセックスが絶望的に最低だったこと。

10年間付き合っていた彼のことは、人間的には好きでした。優しいし、頭も良いし、学歴もある。外見だって悪くありませんでした。しかし、結婚を現実的に考えた時、体の相性が合わないことだけが、私の中で絶対に無視出来ない、妥協出来ない事実でした。

若い頃はお互い裸になってイチャイチャするセックスを純粋に楽しんでいましたのかもしれません。しかし年月が経つと、私は自分が全然セックスで感じていない事に気づきました。乳首とクリトリスを触っただけの前戯とも言えない行為だけで、すぐ濡れているかを確認し、女性の膣口は何もしていなくても湿っている事があるとも知らない彼は「感じている」と解釈して挿入する。私は、ピストン運動をされると膣内の突かれる部分に痛みがあり、彼がイクまではその痛みとの戦いでもありました。私は、痛いのに気持ち良いフリをするという、女優顔負けの演技をする事で早く彼にイってもらって痛みから開放されたいと思っていました。

性欲はあるのにいざセックスをすると痛くて辛い。オナニーでのクリトリスではイケるのに、セックスでのクリトリスの愛撫はイケても痛みが残り、さらに挿入では痛みしか感じない。今考えると、吐き気が込み上げる程の地獄絵図です。

その彼と別れ、直後に知り合った男性が私に「好きだ。愛している」の熱烈なアプローチをされ、その結果私は彼とセックスをしました。コレが決定的でした。

彼はホテルに入るなり、気持ち悪い程に歯茎を嘗め回すキスをして、同時に胸を揉みしだき、乱暴に服を脱がせて、いきなり激しくクリトリスを擦りたて、ズボズボと膣に指を挿入して来たのです。指で激しく突く事で感じると解釈していたようでした。彼がAVでしかセックスを学んでいない事が良く分かる行為でした。

そして、そんな前戯を5分かそこらで終らせると、今度は私にズボンを脱がせるよう仕向け、脱がせると、今度はほとんど無理矢理フェラチオをさせようと、私の顔の前にペニスを突き出しました。私が断ると、彼は意味が分からないというような顔で「どうして?」と聞いてくるのです。「フェラチオはあまり好きじゃない」と言うと、彼はキョトンとした顔で、「え?これって好きとか嫌いとかの問題じゃないでしょ?流れでやるもんでしょ?」という驚くべき発言。面倒なので彼の希望通りにフェラチオをしていると、「ねぇ、俺の大きい?どう?大きい?」だの「咥えたままこっち見て」だのと本当に面倒な事ばかり言って来て、私の気持ちは急降下も良いところでした。その後の挿入時も力いっぱい突き立てる男らしい自分に完全に酔っていて、「どう?感じる?気持ち良い?」と、それこそ何度も聞いてきました。私が演技で彼をフィニッシュまで導いたのは言うまでもありません。私の事をまるで見ていない、自分本位の身勝手なセックスに本当に腹が立ち、彼にははっきりと「あなたのセックスが最低だった」と伝えて別れました。しかもこの彼が乳首に何度も噛み付いた事が原因で、その後丸2日間乳首に痛みが残りました。

乳首と言えば、私は6歳くらいの時に知らない男性から胸を触られたことがあり、その時の不愉快な記憶がトラウマで、乳首があまり気持ち良くないこともモニター応募の理由の1つでもありました。もちろん他にもセックスした男性はいますが、いずれにおいても大差はなくここに書くまでもありません。

モニター当日、私は比較的リラックスしていました。多少の緊張はありましたがこれからの出来事にワクワクしていました。先生のオフィスで最初に先生とお会いした時には「うわ~、やっと会えた」という喜びで一杯でした。先生の笑顔がチャーミングで、何よりも話し口調がとても穏やかなのでこちらが自然と先生の流す空気の流れに包まれる、という感じでした。

オフィスで先生と今までのセックスについて話して、ホテルでもお風呂のお湯が溜まるまでお話をしていたので、最初に会ってから裸になるまで1時間半はあったと思います。ホテルでの先生はもちろん巷の男達のようにホテルに入った途端抱きしめてキスをして脱がせるなどという事はせず、お湯が溜まるまで程よい距離感を保ちながら世間話をしてくれました。

お風呂は、先生に5分遅れて入りました。私を背中から抱きかかえる形で、先生が太ももやお腹、腕にアダムタッチを始めました。タッチしながら同時に、私の首や肩に「チュっ」と音を立てるキスを何度もしてくれました。背中をタッチされた時、腰回りでくすぐったく感じる部分がありました。先生は「くすぐったいと感じるという事はまだ性感脳が開いていないという事。くすぐったいのを越えると快感になってくるよ」と言ってくれました。

ベッドへ移って、うつぶせ状態でパウダーを掛けてもらい、再びタッチをしてもらったのですが、やはりなかなか腰のくすぐったさが取れません。次に仰向けになり、再びパウダーとタッチ。自分の中では十分リラックス出来ていると感じていました。

その次にクンニをして下さいました。先生の優しい舌の振動が、クリトリスどころか足全体をビリビリと刺激するクンニでは、汗をびっしょり掻く程で、あっという間にイってしまいました。それから先生が膣に指を挿入した状態で、Gスポットを刺激してくれました。自分では今まで感じた事のない感覚があり、「あれ?これはどこ?」という感覚でした。しかし、その後のペニスの挿入ではイマイチ膣内のポイントが分からず、相変わらず腰のくすぐったさが取れませんでした。

先生から、「今までの痛くて辛いセックスを耐えてきた10年が、あなたの性感脳を強くブロックしてなかなか開かないのでしょう。セックス=痛い・辛いと脳がインプットしてしまっているのです。まずは、“感じる”とか“イク”とかを忘れて、裸で抱き合うことを純粋に楽しみましょう。楽しいという気持ちがセックスに対してもっと意欲的になれるのです。」とお話され、その後はホテルの部屋の洗面所やソファなど場所を変えて、挿入しながら裸の時間を楽しむという行為をしました。先生のリードは本当に自然で、挿入したまま腰を動かしながら自然と笑い声が出る程に楽しかったです。

また、先生との挿入は痛みがなく、正常位でピストン運動された時には生まれて初めて「あ~、もっと続けていて欲しい」と無意識に感じている私。さらには自分で少しずつ腰を動かしながら「ここはどうかな?」と膣内の刺激を確かめている自分がいました。今までのセックスだと、痛みがあったのもそうですが、挿入時間からしてはっきり言って、そんな事考える時間はありませんでした。

最後に先生がクンニで2回連続でイカせてくれました。今までの男性のクリトリスへの愛撫は乱暴な指使いだったため、一度イクとその後すぐはクリトリスに触られたくありませんでした。けれど、先生の舌使いは超ソフトでイッた後もまたクリトリスが反応して快感の波が続くという感じでした。

最後は腕枕をしてもらいながら、どう感じたか、今までとの違いはどうだったのか、性感脳を開くには今後どうしたら良いかなど、言葉に出して具体的に話しました。その時私は、20代で繰り返してきたセックスに対する悔しさと、痛みしか与えてくれなかった男性たちへの静かな怒りで涙が止まりませんでした。セックスという、人間の三大欲求の1つを、純粋に楽しむことが出来ない辛さに自然と涙が出て来てしまったのです。先生は、泣き続けている私を静かに受け止めて、「悔しいよね。辛かったよね。」と言ってくれました。今まで、誰がこの気持ちを共有してくれたでしょうか。誰もいませんでした。その思いが爆発を起こしてしまったみたいでした。悔しくて悲しい涙だったけれど、私は先生の胸で安心して泣く事が出来ました。

その後も何度か泣いてしまいましたが、先生から今後の具体的なアドバイスを頂けた事は本当に最高のプレゼントだったと思います。自分のセックスに対するアドバイスをしてくれる人なんているでしょうか。経験豊富な女性の味方である先生だからこその言葉です。過去の経験は過去の物とし、私は思い切り前向きになれました。

帰り道、歩きながら先生が私のウエストから洋服の中に手を入れて腰回りをアダムタッチしてくれました。すると、「あれ?さっきはくすぐったかったのに今は全然平気!今頃性感脳が開きかけたのかも」と笑いたいような、泣きたいような。さらに肩を組んだ状態で私の襟元から手を入れて、直接乳首をタッチしてくれました。触られると不快感のあった乳首も、すっかり不快感は消え嘘のようでした。

セックスについて正面から向き合って話す事。この事が大切なんだと改めて感じました。私は、「愛さえあれば」という言葉に騙されず、10年付き合った彼と別れを選んで本当に良かったと心から思いました。10年という情と、彼の“人間性”だけに惚れこんで結婚していたらと思うと、本当に血の気が引きます。それこそ地獄絵図の結婚生活です。それが何十年続くのでしょうか。

先生は、人生30年目の私に、全く違う世界への扉の鍵をくれました。そして私は、今まで歩いてきた世界の扉を出て、二度と戻らない誓いを立て、その扉の鍵を捨てました。先生には感謝してもし切れません。本当にありがとうございました。



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